でも,せっかく巡礼するのであれば,御朱印をいただいて帰りたいものです。 また,ガイドブックなどがあった方が,参拝したお寺やご本尊のことがよくわかるでしょう。 本格的な巡礼がしたい方は,正装をしてみるのも良いかもしれません。 ここでは,坂東三十三ヶ所の巡礼に関係する物をご紹介します。
かつては,お経を書写して納めたしるしとして,寺院の宝印(朱印)を受けましたが,現在は所定の納経料(300円)を納めることで,印をいただくことができます。なお,印をいただくのは,本堂やその他のお堂をお参りしてからが礼儀です。 納経帳は,坂東三十三ヶ所用など専用のものと,そうでないものがあります。専用のものには,寺院名やご詠歌が印刷されているのが一般的だと思います。 基本的には,気に入ったものを買うのが良いと思いますが,坂東を全て巡拝する予定であれば,せっかくなので専用のものを買われてはいかがでしょうか。 ちなみに,同じ札所の2回目以降の納経の場合は,「重ね印」といって,墨書はせずに朱印のみをいただくことになります。
納経軸の場合は,全ての御朱印をいただいた後,見栄えを良くし,紙を保護するために表装して掛け軸(場合によっては欄間額,屏風など)に仕立てる必要があります。 また,表装した掛け軸を納める桐箱には,箱書きをしてもらうことで,由緒がはっきりとし,その風格が高まります。 納経軸,表装の料金は納経帳に比べると遥かに高価ですが,その分,「家宝」といって差し支えないものになるのではないかと思います。 | |||
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