坂東三十三ヶ所に関して私が読んだ本
     本が必要かと問われると,あった方が良いのではないかというのが私の感想です。

     私自身,最初はガイドブック等の本を読まず,インターネットの情報だけで巡礼していましたが,はっきりとした情報が手元にないために,道に迷ってしまったり,納経できる時間がわからずやきもきしたり,ということが何度もありました。
     また,各霊場の歴史がわからず,通り一遍にしか見られなかったり,下手をすると大事な見どころを見落としてしまうということさえありました。
     途中で何度か買おうと思ったものの,どの書店でも「四国八十八ヶ所」「西国」「秩父」はあるのに,「坂東」だけないなんてこともありました。

     このホームページは,「ガイドブックの代わりになるように」を目指して作ったものです。
     しかし,残念ながらガイドブックの情報には,質・量ともまだ及びません。

     参考までに,私が読んだ本を紹介させていただきます。
     (これ以外にも,書店には数多くの本が並びます。参考までにAmazon.comをご覧になってみては如何でしょう)


古寺巡礼 坂東三十三ヵ所を歩く (山と渓谷社)
     私が最初に買った一冊。
     とくに起源や歴史が詳しい印象。納経時間や,さまざまな行事の予定なども記載されていて,最初の一冊としてはお勧めの本。
     簡単にではありますが,観音様の種類や,巡礼の心得,作法,用具なども書かれています。

     
坂東三十三観音札所巡り 関東を再発見する旅 (講談社カルチャーブックス)
     立松和平監修の一冊。
     山と渓谷社の本に比べると,写真が多く,読みやすい印象。どの霊場についても,お土産の情報が載っていることも,そうした印象を強めることになっているのかもしれません。
     立松和平氏のエッセイも所々に差し込まれています。

     三十三ヶ所を5回に分けて巡るモデルコースも掲載されています。


観音さま その優しさに包まれて (佼成出版社)
     ガイドブックではなく,作家,画家,大学教授など15名が, それぞれの観音さまの思い出・印象などを書いたもの。
     坂東三十三ヶ所を直接案内する本ではありませんが,「○○の観音さまの姿が忘れられない」「観音さまに助けられた」「観音さまのありがたさが分かった」などという,それぞれの思いを読むと,霊場巡りに取り組む心持ち,観音さまに向き合ったときの感動も,また違ったものになってくるのではないかと思います。

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